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セラピストの日記帳


Diary of Aromartica
by aromartica
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胃に優しい姿勢

先日、めずらしくTVを眺めていたら「美食の王様」来栖けい氏の1日を追った
ドキュメンタリー番組に目が止まった。26歳(だったかな?)にしてすでに
「食べる天才」の異名を持つほど、大変な舌を持つ気鋭の美食評論家。
(珠食家と呼んで欲しい、とか)

番組の切り口は氏が「とにかく食べて食べて食べまくる」驚きに焦点があてられていた。
たしかにスゴイ。なにせ1日中食べ歩いている。1軒立ち寄ると、名物メニュー5,6皿を
一気に注文、しかも独りで完食。これを毎日毎日4,5軒で!
この時にメモを重ねたものが、ベストセラー評論本の素材となるわけですが。

私が驚いたのは「どうしたらその細身にそんなに入るのか?」と
スタッフに尋ねられた時、氏がさらりと言ったひと言。
『いや、実はこっそり左足組んだりしてるんですよ~』
カメラは、5,6皿が並んだテーブルの下を映す。左足を上にして足を組んでいる。
おおプロフェッショナル!そうなんです、左足を組むと胃袋はハッパかけられた状態
になり、消化能力を高めるのです。食べ過ぎた時に人は、
無意識にこうした胃に優しいポーズを取るものですが、食べる天才/プロの美食家は
こうした「身体技法」を“意識的”に駆使して日々仕事をこなしているのです!

では『左足を組めば胃に良いのか?』というと、そうでもないようで。
これが四六時中クセになっている人は胃腸の消化/吸収力にトラブルを抱える方が
圧倒的に多いようです。おそらく胃腸が弱っているから、助けてあげたくて、身体は
この左足組みポーズに偏りがちなのではないか、と思います。
しかし、この身体のバランスの崩れを整えて、左足を“組まないでも良い身体”
にしてみると、胃腸の機能がぐーんと上向きになる場合がほとんどなのです。
来栖氏のがポジティブな身体技法、だとすればネガティブな因子となる悪いクセ、ですね。

とにかく来栖氏、痩せてるのに迫力のあるプロでした。
まあ、異常な食べ方が少々気がかりではありますが
いつまでもお元気でご活躍される事をお祈り申し上げます。

イトウ
by aromartica | 2006-07-26 16:02
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